quexpo http://www.quexpo.com/htdocs/mt/ en-us 2011-01-11T23:17:45+09:00 2010年の10曲 http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000212.html Wyatt / Atzmon / Stephen - The Ghosts Within Brian Wilson - The Like In I Love You Antony and the Johnsons - Thank You For Your Love Dirty Projectors - Ascending Melody Neil Young - Angry World 山本精一... ▼ おんがく Takuya Endo 2011-01-11T23:17:45+09:00 ひふみよ http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000211.html *「ひふみよ行ってきました。@渋谷NHKホール。小沢健二は僕の最大のヤングトラウマなので、最早正常な判断が出来ているか不明ですが書かずにはいられない。 KENJI OZAWAが捩れ捩れまくっているのはいつものことで、序盤の(こちらの)戸惑いや居心地の悪さにいつしか慣れる頃に『痛快ウキウキ通り』の「喜びを他の誰かと分かりあう」というフレーズが歌われました。曲はあっという間だった。「プラダの靴が欲しいの~♪」という出だしで、それから3分弱でこんな、幸せの根源的なテーマに到達しているなんて素晴らしいポップスだなと実感しました。 曲間の、MCというより"お話"の中で「笑い」について触れていたけど、ローカルネットワークでしか通用しないようなネタから起こる「笑い」の効用や「なんかわかっちゃう感じ」。排他的とも言えるけど、実際はそういうローカルな世間のレイヤーの往来の中で僕らは一人一人生きている。同じ言語を持った人と偶然か必然か、出会って共感して確かめ合う。そんな事の繰り返しの中で進んでいくのだ、という感覚が最近凄くあるのです。正に「愛すべき 生まれて育ってサークル」のような。 昨年偶然か必然か出会って、今回同行する事になった若い友達が、ひふみよの帰り道に夏目漱石の話をしてくれました。漱石曰く、昔は"Love"に相当する日本語がなかった。何故なら「月が綺麗ですね」で愛を分かりあえたから。つまり、平安の歌文化の頃から変わらず「それだけがこの世の中を熱く」していたのだなあと、僕は思いを馳せました。「なんかわかっちゃう感じ」で幸せを共有していたのは今もずっと変わらない。 時は流れ、人は変わり、街は変わり、だけどキャラバンは進んで行く。変わったもの、変わらないものは何かという事を知るそれぞれの誰かと、共感する、確かめ合う。そのために我は時を行くのだ。 予想していた以上に(というか想像ができなかった)、素直に古い曲を演奏していました。そしてその為のアップデートの準備は周到に算段されていました。長い旅から戻った新しい視点で、ストーリーは作られていた。シンガポールでマツダの中古車を大事にしているスポーツライターの話の後で、あの『カローラⅡにのって』をどこかの国の奇妙な民族音楽のようなアレンジで演奏するという手腕はお見事としか言い様がなかったです。カローラⅡは飛んでゆく。 "渋谷系"という言葉も、最早フォークロア化させていました。世界のどんな街にもその街の歌があって、幾度も演奏されて歌われている。「僕はこの街(渋谷)の歌にしてもらえてよかったです。」というような事を言っていたのです。 遠い街の物語を話しているラジオからのスティーリー・ダンは、この街の物語を歌う『いちょう並木のセレナーデ』に置き換えられていました。 名古屋公演を見たという友人は「ジャマイカ人にとってのレゲエと、日本人にとってのオザケンは、多分一緒なんじゃないだろうか」なんてつぶやいていたけど、ある意味ではそうかもしれないな。渋谷HMV前で待ち合わせて、公園通りを歩いてNHKホールに向かう。「あれっ?CD何買ったの?」なんてステレオタイプな渋谷原風景が今も生きていたとは!昨日の自分はまるで河童か天狗にでもなったかのような気分でした。 小沢健二は旅の中で各国の『土着』の美しさを発見して、それを持ち帰って自分も日本での土着化を試しているのではないかという気がしたのです。 「それで Life is comin' back 僕らを待つ」とは歌えなかったのか、歌詞を変えて「それで 感じたかった 僕らを待つ」と。「Lovely lovely way, can't you see the way? It's a」のとこは「Lovely lovely day 完璧な絵に似た」に変えるので、観客に歌を練習させるシーンが序盤にあるのですが、その時に「一時間後にこの曲をやる時には必ずそういう気持ちになってるはずだから!」と断言していました。 実際そういう気持ちになっていたのですが、前述の周到なる算段や渋谷原風景を「完璧な絵」と捉えてしまうと"してやられた感"があって癪なので(笑)、素直に"完璧な絵に似た"未来のLovely dayを空想して渋谷の神話は美しいものとして締め括りました。▼... ▼ おんがく Takuya Endo 2010-06-11T00:55:11+09:00 世間地図 http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000210.html *「昨晩読み終えたとある本の中で『世間てェのはあるものじゃねえ、作るものだ』という科白が強く印象に残りました。今インドに行っている友人が昔似たような口調で気概を吐いていたのをよく覚えていますが、この科白は別に気概のようなものではない。ですが、とても前向きで良い科白だと思いました。 この頃、Twitterをやっているとつくづく自分のタイムラインに"世間"を感じます。これは自分の"世間"をデフォルメした縮図のようではなかろうか?と。そうやって眺めてみるとおもしろい。色んな人がいて、全然知らない人も多いのだけど、やはりどこかひっかかってきたり、全く自分に関係の無い人とは思えなくなってくる。一応『誰そ彼』アカウントを名乗っているので、イベントに興味を持ってくれたという方が多いようす。だとしたらやはり自分の"世間"と重なっています。名付けたし、育んできたし、僕の"世間地図"の中で誰そ彼は大きな大陸を成している。 この誰そ彼という世間は、勿論他のスタッフや関係者たちの"my世間地図"にも大なり小なり登場している事でしょうが、そういった重なる地形を利用して他人の"世間地図"へと旅をしてみるのが最近面白くなってきました。家族も一つの"世間"だし、または地元であったり、他の活動の場であったり、重なる世間を糸口にして他人の世間に顔を出してみる・混じってみると、必ずひとつ以上は美しい景色を見る事ができるのです。コレ不思議。 年末に関西へ行って"友人の家族"という世間に混じってみたり、名古屋・小田原など"友人の地元"に顔を出してみたり、暫く離れていた鳥取の友人に会いに行ったら世間が変わったせいか言語や思考も違っちゃってケンカしたり、その時は"舞台"と称したけれど友人の居るバーで見た(参加した)人間模様だって一夜の世間だ。 等など…とにかく僕は今、こんな世間旅行にハマっています。それぞれの世間のレイヤーが層をつくる過程が楽しくてたまらないのです。 最近特に楽しかった世間旅行は、【TOKYO WEEK SOUND EXPRESSION Vol.1】と名付けられていました。このブログでもちらっと触れていたり、近頃お会いした方には良く出来たフライヤーをお配りしたかと思うのですが、4/6-25まで行なわれるライブイベントや写真展に総称を付けてひとまとまりとして見せた、云わばひとつの世間地図であります。 先日の誰そ彼 Vol.18は、NYのレーベル12kのshow caseライブを兼ねての開催で正に二つの世間が介在していたのですが、同時期にオーストラリアから来日するTom Hallのツアーや、周辺のアーティスト達のイベントなど、近い世間同士に串刺しトンネルを掘ってみたワケです。 それぞれが割りと既に構築された世間であるし、それぞれ維持するパワーもかかっている故に、このトンネルこそが功を奏した!と云えるほどの効果までは残念ながらなかったような気がしますが(w、中に居たはずの僕がとっても楽しくなっちゃって、先に述べたような近しい世間を旅しながら、なんとなく良いブレンドの空気を感じていたのは事実。この期間で見たライブはどれも好きな音楽と思えるし、やはり狭い世間ですからその中で出会う人が僕の世間の誰かと繋がっていたり。 この開催形態は世に名高い「コラボ」とも違うし、完全に混ざり合っちゃうわけでもないし、"世間同士が重なり合う"としか例えようの無い感じ。来てくれるお客さんにまで伝えるのは相当の工夫が必要なのだろうけど、例えばこの、"いくつかの世間のレイヤーとレイヤーの間"に [新しい世間] を見出すというのはどうだろう?まるでジョジョの新しいスタンド能力の説明のようになってきてしまいましたが、、、 『世間てェのはあるものじゃねえ、作るものだ』なんて、気概に至らぬ科白を吐いてみたくなったのです。▼... ▼ たそがれ Takuya Endo 2010-04-23T00:36:14+09:00 It really, really, really could happen http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000209.html *「たしか新宿のみで二日間しかかからなくって、その当日に上映されることを知って映画館に電話したらもう満席ですと言われたblurのドキュメンタリー映画『No Distance Left To Run』。 それからすぐにDVDが発売となり、しかも去年のハイドパークコンサートがまるっと収録された二枚目がつくというので早速購入しました。 ハイドパークのライブDVDがメインでオマケがドキュメンタリーって感じだよなあ、なんて気がして買っても二枚目のほうを先に黒ビールと共に散々盛り上がりました。 かっこつけマンのアレックスがタバコに火をつけて"Girls & Boys"のあのベースラインが始まるとことか、"Beetlebum"のグレアムのイントロは未だに心に突き刺さる威力を持つ。"Parklife"ではフィル・ダニエルズが登場して「Cheers London!」。そして日暮れのハイドパークにて"tender"の止まない合唱には落涙も禁じ得ないほど!やっぱblurは青春なり。 そして1週間くらい経って時間があったので、くらいのノリでようやくドキュメンタリー(一応メイン)のほうを観たのですが、やはりこっちも往年のファンとしては胸にせまるものがありました。 アートスクールあがりのルックスもそれなりにかわいい若いバンドがアイドルのようにデビューさせられて、それなりに人気が出たもののお金を持ち逃げされたりしてツアーが失敗、戻ってみれば見向きもされていない。これはよくありそうな話。 しかし、アメリカのグランジブームに反感を抱いて「英国」である事にアイデンティティを見出し、それでモッズの兄さん達が味方について盛り返す。これもまあありそうな話。モノクロの映像でデーモンがバスにつかまってロンドンを走るという"For Tomorrow"のビデオが印象的です。 そしたら同時期に他の人気者(ガキ大将)が出てきて、ひとつのムーブメントを成すまでに至るも、メディアに対する嫌悪感や疲弊、理想との乖離から自分たちが嫌いになってしまう。と、ここまでが『The Great Escape』まで。 ここで本当に大脱走になっちゃって終わり、ってのもよくある話。実際にガキ大将とのシングル同時発売事件の時は、正に試合に勝って勝負に負けたような具合で、グレアムは窓から飛び降りようとしたりしてぐちゃぐちゃだったらしい。「これはビジネスだけでなく生身の人間が関わってるという事が伝わると思った。」って、グレアム~(泣 ここで終わって何年後かにビジネスで再結成みたいな流れにならなかったのがblurのタフなとこであり、そしてまた90年代という時代も要因としてはあったのではないかと思います。飛び降りようとするまでに真剣でピュアなグレアムはアメリカに渡って、彼らが反旗を翻したグランジの次の流れであるオルタナティブの要素を持ち込んで再起にかけたわけです。 「音楽で驚かせたかった。」と本気で思って出来たのが"Song2"であり、"Beetlebum"。確かに驚きました。 そのアルバムの発表記者会見では「僕はジャズのレコードを作りたかったが、まだうまくできないんだ。」と言って記者達の笑いをとるグレアム。でもきっとこれは冗談なんかじゃないんだ。グレアム~(泣 と、ここまで割りとグレアムひいき目線で書いてきたのですが、結局このドキュメンタリーを通じて分かるのは火種は大概グレアムってこと(笑)彼自身によって自己分析もされてますが、アル中だったし辛い時に感情をすぐに出してしまう…。その点デーモンはちゃんとやるべき事のためにコントロールができるらしい。アレックスは享楽的でおちゃらけているし、デイブは離婚問題とか転職を考えたりと結構リアル方面。 つまりblurの中で一番ナイーブでおセンチでロック的で、僕たちが共感を寄せてしまいがちなのがグレアムなのだ! 「カムデンのパブで塗装工たちと話してる方が楽しいよ。」なんて本当に身近。亀戸や立石にホルモンで一杯飲りに行くような感じじゃないか。 そんなグレアムがもう一度やろうって決めて立ったグラストンベリーのステージでの"tender"!!こちらでも止まない合唱。それどころか、ライブが終わって散り散りになった客たちがまだそこかしこで歌っているシーンが写ります。グレアムとデーモンが共作した詞。みんなが歌い続けている「Oh my baby」の部分はグレアムが朝突然思いついたのだと言う。まさかみんながあんなに歌うような歌になるとは思ってなかった。って、グレアム~(泣 良かったな!! それでも微妙な関係であった二人が完全和解をしてハイド・パークコンサートに繋がるエピソードが美しい。カフェで会って、ケーキを頼んだデーモンはそれを二つに割ってグレアムにあげた。そしてコーヒーをこぼして、悪態をついた。 そもそもエセックスの学校での2人の出会いは、革靴に黒いトレンチ・コートで自信満々のデーモンが、グレアムの靴を偽物だとけなした事が始まりという。そしてグレアムはそれを今でも根にもっていると語るデーモンの笑顔。素敵じゃないか。▼ 追伸:今年のフジは仲良しのMassive Attackも来る事だし、blur来ないかなあ。昨年は豪雨の中ガキ大将の"Live Forever"を合唱したので、今年は満天の星の空の下で"Universal"を歌いたいです。テントに戻る道すがら、"tender"を歌いたいです。... ▼ おんがく Takuya Endo 2010-03-01T02:50:20+09:00 誰そ彼 Vol.18 のお知らせ http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000208.html *「桜の香り残る麗らかな春の日に、誰そ彼 Vol.18を開催致します。 今回はNYの電子音楽レーベル [12K] のショウケースライブという事で、オーストラリア人デュオのsolo andata(ソロ・アンダタ)、NY在住のアーティストのsawakoさん。そして、Filfla等でもご活躍の女性アーティストmoskitooさんにご出演頂きます。 また、豪華客演として同じくオーストラリアの電子音楽家である、Tom Hallの出演も決定しました。 繊細で美しい音の粒子と春の匂い立ち込める本堂にて、たそがれ時のひとときをお楽しみください。 『お寺の音楽会 誰そ彼 Vol.18 - 12K show case 2010 -』 日時:2010年4月10日(土)17:00~21:00 場所:梅上山 光明寺(東京 神谷町) 料金:1,000円 with 1ドリンク ◆ ご予約はコチラから!   http://www.taso.jp/test/contact/contact.php?event=vol18  - ご予約数が定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。  - 定員に達しない場合は、当日券もご用意致します。 出演: [Live]  ・solo andata (12K / from Australia)... ▼ たそがれ Takuya Endo 2010-02-28T12:26:24+09:00 Antony and the Ohnos -魂の糧- @草月ホール http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000207.html *「草月ホールでAntonyを観て来ました。本当に待望の!待望の来日!! 今回はAntony and the Johnsonsではなく、the Ohnosでの来日公演です。Antonyが芸術の師と仰ぐ舞踏家・大野一雄さんの短編フィルムと、正に競演するというコンセプトのショウでした。 グランドピアノを前にAntonyが歌いだすと、目の前に突然暗く太く深い川が現れたかのような感覚に襲われました。その水は冷たくもあり、温かくもあり、流れは激しかったり、穏やかであったり、よく掴めないのですが、ただその中の密度は圧倒的です。声に質量を感じます。なんというか、Antonyの心のふるえが空気に振動して音となっているような。魂だだ漏れ。 the JohnsonsのRob Mooseのヴァイオリンとコーラスも素敵でした。特にコーラスは素晴らしく、Antonyにばっちり合っている。グランドピアノとRobっていうミニマムな編成も良かったな。勿論the Johnsonsでも来日してほしいけど。 40分程度で9曲を演奏した後に一度閉幕して、大野一雄氏の映画『O氏の死者の書』がかかりました。70'sアヴァンギャルドな映像のバックで演奏されていたノスタルジックな音響はWilliam Basinskiによるものかな。あの作風ととてもマッチしていて、なかなかとっつきにくい映像への親切な窓口になっていたと思う。 再度幕が開き、Antonyが歌いだしたのはなんとエルヴィス・プレスリーの「Can't Help Falling In Love」。大野慶人さんが小さな大野一雄人形を持って、腹話術師のようなたたずまいで右に左に舞います。「Can't Help Falling In Love」は大野一雄さんが踊った曲という事なので、息子(といっても既に70歳くらい)と2人で芸術の師をトリビュートしたのです。こんなに幸せな光景はない。 演奏を終えて大野慶人さんが大野一雄人形をぺこぺこおじぎさせながら「Thank you Thank you」と挨拶するのがとてもかわいらしく、それを見て思わず椅子を立ち上がった時の、Antonyの顔!よかったなあ。 そして大野一雄さんは100歳の誕生日を迎えても舞台に立ち続けているという。▼ ※ こちらでAntony and the Johnsonsのライブ音源が聴けます。(1時間半丸々!)... ▼ おんがく Takuya Endo 2010-02-14T09:47:47+09:00 quiet loud quiet http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000206.html Solid Steel Radio Show 29/1/2010 Part 3 + 4 - Strictly Kev  by  Ninja Tune *「昨晩寝る前にTwitterのタイムラインを覗いてみたら DJ FOOD がBrian EnoしばりでDJ Mixをしている音源へのリンクがありました。寝よう寝ようと思っていたのに聴き始めちゃったらこれがかっこよくて眠れなくなってしまった。Eno Mixなのに観点がアンビエントじゃなくって、「Funky Eno!」これは素晴らしい。そして眠れるワケがない。 俄然盛り上がってきたのでひとりワインをあけてガブガブやりながら連想ゲームが始まり、細野晴臣、Massive Attack(新譜よかった!)、YMO、Sly & The Family Stone...と勝手に深夜の選曲タイム。 Brian Enoのファンクネスとアンビエンスの対比はそのままがっつり細野さんのキャリアの一部とリンクするような気がしてならなかったり。YMOが昨年Massive主催のフェスに出演したことや、映画『ハイ・フィディリティ』で少年が盗んだレコードの中にYMOが含まれているシーンを思い出したり。 これらとりとめもない連想はいっこうにまとまらず、こんな気分を文章にしたいけどできないなあと思いながらも、最後はキヨシローを聴きながらその旅を終えることにしたのですが、今になってまたむくむくと伝えたい気分が湧き上がってきたので筆をとってみた次第です。 実はその夜 YMO / Technodelic を聴きながら読んでいた雑誌が一冊。先日、下北のレコ屋で800円で入手した『H2』という雑誌の創刊号(1991年)。細野晴臣責任編集で、刊行はなんと筑摩書房から。冒頭のインタビューで細野さんはこう述べられています。 「たとえば、情報というのは、ビタミン剤のような、錠剤のようなものもあるし、安曇野の水みたいな、最近のミネラルウォーターみたいなものとか、そういうのもあるし。どちらかというと、今巷に溢れているのはビタミン剤みたいな、非常にドライなものばっかりですよね。そういう意味ではギスギスし過ぎている。目的を持ちすぎているというか。」 このインタビューから既に20年が経過していながらも、情報の即効性・即物性の側面は今尚加速し凶暴化し続けています。ビタミン剤がもはや劇薬と化しているかのような状態にも見えますが、Twitterなんてやっていると知らないうちに情報の選別作業ばかりをしている自分を実感するのです。... ▼ おんがく Takuya Endo 2010-02-11T02:35:57+09:00 爽やかな冬の酔いにまかせて http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000205.html *「昨日は誰そ彼 Vol.17でした。ご来場くださったお客様、ご出演くださった方々、ご協力くださった皆様、本当に有り難うございます。 テラスは相当寒かったのですが、多くの人々が集い賑わいました。 宮下敬一さんは繊細なアコースティックの前半部と、エレキに持ち代えて、くらくらめまいのするようなしびれる演奏の対比がかっこよかった! ejeさんは、とにかくきめ細やか!音量への気配りが半端無く、そのゆらぎでこちらもくらくら酩酊しそうです。 pitbeatはめくるめくサンプリングノイズで目が回りそう。単色とカラフルを使い分け、時に激しく、時ににぎやかに、アクセントの予測が不可能な展開が面白かった! 合間のレコード選曲は、この頃心の琴線に触れたものをチョイスして持ってゆき、ざっくばらんにかけました。 勝手に今回のテーマソングに決めていたアフリカ人ピアニストのDollar Brandによるエリントン賛歌"Ode to Duke"("Jump for Joy"のティンパニと歌によるカバーで始まる)をかけたときにpitbeatがレコードのラベルを確認しにきたのが嬉しかった。ジャケットを見せて「これだ」と指すと、親指をたててgoodのジェスチャー。この時点で、ああ今回の誰そ彼はやってよかったな、との思いがこみ上げてきました。 また、いつも繋がりに困ったときにかけるように持って行っている細野さんの『銀河鉄道の夜』サントラは、pitbeatの連れの英国人の名前がジョバンニだったので打ち上げで活躍。帯に写っているあの猫のキャラクタを見せて「こいつがジョバンニで、こいつがカムパネルラ」と教えてあげられたのでよかった。 そしていつも楽しい打ち上げですが、昨日も素晴らしかった。暗闇ごはんの青江さんによる料理がいつもおいし過ぎる。 もち米を棒でたたいて作ったおもち入りのけんちん汁、イタリアといえばにんにく&トマトでしょうという事から作ったという、名前は忘れたが鶏肉のトマト煮込み。 そして最後に釜にあまっていたご飯に、鶏肉の煮こごりをぶっかけて食ったのが旨すぎでした。しあわせな事です。 誰そ彼もこの7月で丸7年らしいです。7年もお寺周りでうろうろしていると、流石に仏教に対して興味がありますと言えるくらいの何かが身についてきているという気がします。今年は、この「何か」を自分達と似た誰かに伝えていってみたいなという思いで色々と考えております。 次回誰そ彼は未定ですが、決まったらまたお知らせいたしますので、是非とも遊びにきて頂きたいです。 誰そ彼明けの日はいつも羅針盤を聞きたくなるのですが、今日はなぜか小沢健二 "夢が夢なら"を繰り返し聴いていました。 さあ、今年はどんな一年になるのかな。▼... ▼ たそがれ Takuya Endo 2010-01-18T00:57:47+09:00 2009年の10曲 http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000204.html Dirty Projectors + David Byrne - Knotty Pine Jimi Tenor / Tony Allen - Mama England Tortoise - Northern Something Caetano Veloso - Perdeu The Horrors - Three Decades Robin Guthrie - Some Sort Of Paradise Orchestre National De... ▼ おんがく Takuya Endo 2010-01-03T00:18:24+09:00 12/24の大友良英トリオ http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000203.html *「新宿の熊本ラーメン屋で三十路前後の男女3名が「(一応)メリークリスマス」と乾杯。(店のおばちゃんが笑う) なんとなく久しぶりのピットインの椅子に座り、缶のハイネケンで「(一応)メリークリスマス」 大友良英さんが「この過酷な環境の中来てくれてありがとう(笑」の挨拶の後に「メリークリスマス(照れ」 世間のメリークリスマスの雰囲気を背中に受けつつたどり着いたピットインもなんだか少しだけ特別で、オリジナルストラップをくれたり、慣れないイルミが飾ってあったりとほほえましい。 僕が座っている席も普段はステージのはずの場所。目の前には芳垣安洋さんの大きな背中があります。肩ごしの向こうにはバーカウンターが見え、その手前でパッとマッチが燃えてタバコの火が点るのが見える。 今回は客がバンドを囲む形でノンPAのフリージャズトリオ。僕から見て左手には大友さん、正面に芳垣さん(の背中)、右手のコントラバスは水谷浩章さん。いつものピットインとは違う景色にワクワクしていると、演奏がスタートしました。 前半はアルバート・アイラーの曲。とにかく音が澄んでいる。フリージャズだしなあと思ってなんとなく構えていたのに、イヤーエイクな感じが全然なくって音に浸かるのが気持ちいいんです。 あらいたての真っ白なバスタブになみなみと熱いお湯をはって、緑色のバスクリンをどばどばいれた風呂にざっぷんと入ったようなイメージが頭をよぎりました。毒々しい色をしつつも透き通っていて豊かな音たち。 芳垣さんを真後ろから見られるのはすごく面白かったです。背中の筋肉が相当で、打つ度に筋肉が動くのを見てるとこの方は鬼かと。シンバルとハットが打つ度にぐるぐるときれいにダンスをします。 フリージャズって、当たり前ですけどフリーなんだなあとつくづく実感しました。ジャズというでっかい容器があって、その中は自由。演奏者の個性や趣向、遍歴やら手癖(?)やら何やらが次々と現われては消え、また現われては消えてゆきます。「あ、ブルースのおっさんが通った」とか。プログレ武者もそこかしこ。打込み以降のビートや音色も…。他にも音楽のさまざまな記憶が波のように寄せては返し、この記憶のいくつかをフィルターとして捉えられた耳をしあわせに思う。豊潤なりフリージャズ。 そして2010年代はこのトリオでピットインを満員にする!と息巻く大友さん。本当にそうなるような気がしてきました。この3人が出す音は稀に見る程にピュアな音!だったので。▼... ▼ おんがく Takuya Endo 2009-12-26T13:46:53+09:00 More Stars Than There Are In Heaven http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000202.html *「年末ですねー。ここんところ毎晩お酒で、Yo La Tengoのライブみたのに感想が書けていませんでした。忘れないうちに。 会場は品川ステラボール。前日のクアトロでのゆら帝対バンは売り切れたようですが、単独公演は売り切れなかった様子で、前のほうでもゆとりのあるくらいの感じで観れました。 初っ端は新譜からの長尺曲"And The Glitter Is Gone"でスタート。いまいち乗り切れないなあなんて思いながらも、続く"Let's Save Tony Orlando's House"のイントロに胸が高鳴ります。この曲の入った『And Then Nothing Turned Itself Inside-Out』は僕の無人島に持っていく3枚の中の1枚なんです。このアルバムからやってくれるのはとても嬉しい。 Yo La Tengoのライブの楽しさはなんといっても3人が担当パートを替えながらの演奏にあります。とにかく曲が良いから三人分の楽器で十分なのです。 そして歌も三者三様に素晴らしい。特にこの日はジェームズの歌声が響きました。"Black Flowers"なんかは思わず涙が出そうだったな。 逆にアイラは不調な感じで、序盤は「あれっ?」と思っていたのですが、"Black Flowers"~"When It's Dark"とおとなしめの曲が続いた後に突如ぶつけてきたガレージナンバー"Watch Out For Me Ronnie"で大爆発!!楽しい!!! そのまま、個人的にはニューアルバムのハイライトと思っている、ドリーミーなサイケ"More Stars Than There Are In Heaven"に突入。曲名が完全に楽曲をあらわしていますが、ステラボールに星空が浮かびました。美しい。 この感じ、これぞYo La... ▼ おんがく Takuya Endo 2009-12-20T12:56:08+09:00 beautiful winkler http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000201.html *「遅くなりましたが、誰そ彼 Vol.16終了しました!! まずは beautiful winklerに大きな拍手を。 いともたやすく行なわれるマーヴェラスなドラミング。声で、ギターで、インプロとソングを行き来する3人はまさにタソガレの往来をマスターしておられます。 そして、saara trio。 スウェーデンのドラマーと、福岡のベーシスト、東京のピアニスト。楽譜とMP3のやり取りと、たった一回のリハで、ここまで素晴らしい演奏が出来るなんてジャズという音楽のシンプルな楽しさを教えてくれました。 勿論、そんな事ができるのは3人の高度なテクニックや作曲センスがあってのことというのはわかるのですが、、、 あの演奏を聴いて、単純に僕の口をついて出たのは「ズージャー最高~」の一言でした(笑 saaraさんは今回Winklerとの橋渡しをしてくださったのですが、ピアノの調律から機材の搬送はたまた予約フォームの制作まで!この会を成し遂げる為の重要な部分を担ってくださり最早、誰そ彼スタッフより誰そ彼スタッフでした。ご出演者なのに。 この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。今後ともよろしく! そして、音泉温楽で結束を強めた仲間達が多くスタッフ参加してくれたのも心強かった!こちらもありがとうの気持ちでいっぱいです。 お互いの舞台に少しずつお邪魔しながら、各所でそれぞれが絶妙な距離を測りながら、向かう先の重なっている部分にときめきを覚えます。いくつもの綺麗なレイヤーが新たに見え始めている。 またたくさん酔っ払って川の字スタイルで寝て、起きた時にまとまりのつかぬ夢の話をする相手が6年前と変わらぬ幸せもある。 長く続ける楽しさと寂しさで、ほどける糸もありまた結ばれる糸もあって。誰そ彼の後にはいつもそれを強烈に感じます。 青春ゴーズオンて事ですかね。 明けて日曜日、帰れなかった難民スタッフで打上げの残りもの(とはいえ、とても贅沢な品々)を活かした美しい食卓を囲み、少しずつ数を減らしながらも残るメンバーでいつもの散歩をしました。両国 to 門前仲町もなかなか色々発見があり楽しきかな冬の散歩。東東京は容易に江戸に潜れるのがいい。 何故か異様に閑散としたのらくロードを抜け、元祖バックパッカー松尾芭蕉大先輩にも年末のご挨拶が出来、夕方にはまたゆるゆると今宵の止まり木に吸い込まれていくのでした。 できれば毎日打上げしていたいなあ。▼ [誰そ彼 Vol.16 フォトギャラリー] ◆ 今回も機材ご協力の田口製作所さん。森ガールも注目のかわいいスピーカーも。 ◆ saara trio ◆ 法話のようす ◆ Winkler ◆ 打上げでは暗闇ごはんのKAKUさんがベジタリアンでもOKな旨い鍋を。  Winklerのうち一名がベジタリアンでしたが、日本酒がんがん飲んでました。 ◆... ▼ たそがれ Takuya Endo 2009-12-16T01:53:57+09:00 Must Be Santa http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000200.html *「サンタに違いない!そう思って扉を開けた少年の目に映ったのは、赤と白の衣装をまとったサンタのおじさんではなく、青と白のボーダー柄のユニフォームをまとったサガワのおじさんだった。 「この人がサンタだったんだ…。」 今に始まった事ではないですが、アマゾンさん依存度が高めな僕は土曜午前は大抵サガワのおじさんを待っています。まだかな、まだかなー。 とてもお腹が空いています。近所のトーホーベーカリーにパンを買いに行きたいのに、サガワがくるかもしれないから外出できないのです。たった10分、たった10分の留守を狙って、青白ボーダーのおじさんはやって来るかもしれないのですから。 ルートがあるのでしょうが、三鷹市下連雀6丁目の我が家にやってくるのは決まって11時半頃。それでも"午前中"のいつにくるかの保証はないのですから、待つのです。朝からコーヒー一杯だけでぺこぺこのお腹をおさえて待つ僕に聞こえるチャイムの音。 「サガワに違いない!」 今朝もそうでした。いつも通りの11時半過ぎに鳴るチャイム。扉を開けるとそこに居たのは「サンタ?」 いいえ、サンタではありません。いつもの青白ボーダーですからサンタでは無いのです。なのですが、サガワをサンタと見紛う程のいくつかの箱…。 少しやりすぎたのです。三十路手前の男が、ちょっとしたクリスマスプレゼントクラスのオーダーを知らずのうちにしていたのです。オーダー内容も大っぴらにするには憚られるような、キッズ感漂う品が含まれています。 とはいえ、実は自慢したくなる品なのでブログに書く事にしました。 半年以上発売が延期していてようやく届いたこのマウス!!トランスフォーマー デヴァイスレーベル『ダイナザウラー』!! こんな感じのちょっと素敵なマウスが、、、 あっという間に変形して恐竜に!! デストロンマークが光るのもカッコイイ!!! マウスとしての使い勝手は疑問符のつくシロモノですが、尻尾が伸びてUSB端子に差さっているこのサイバー感がたまりません。変形の作業久しぶりー。仏教青年会の一員ではありますが、なんとなくクリスマスっぽい気分を味わいました。 行列ができる前になんとかトーホーベーカリーに行き、コーヒーを淹れてクリームパンを頬張りながら、一緒に届いた Bob Dylan の "Christmas In The Heart" を聴こうと開封しました。すると、ジャケットスリーヴからはレコードだけではなくCDも出てきました。買う前には気付いてなかったのですが、まるっきり同内容が収録されたCDもついてくるのです。 なんとも嬉しいディランからのサプライズに僕は思う。 「Must Be Santa!!」▼ 追伸: 最近、海外のご出演者が多いのと、光明寺のとあるご縁で『CNNGo』という米CNNのウェブサイトで誰そ彼を紹介してもらえることになったので、急ごしらえではありますが『誰そ彼Englishページ』を作ってみました。 誰そ彼のtwitterアカウントもとりまして、僕が頑張ってつぶやいてます。今の所頑張らないとつぶやけないので少々寡黙なtwitterではありますが、アカウントを持ってらっしゃる方はフォローして頂けると有難いです。フォローカウンターしますので。 正直twitterって何が面白いんだろう…って思ってたのですが、それでもつぶやいてみたら早速出演アーティストのリクエストもありなかなか活用できそうだなーと思えてきました。 >> 誰そ彼 英語ページ >> 誰そ彼 twitter... ▼ ざつだん Takuya Endo 2009-12-05T13:29:00+09:00 魂だだ漏れ http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000199.html *「僕が今年最も気に入った言葉 “魂だだ漏れ” は、友人が自らの母を形容した際の発言から。 今日見た映画『アンヴィル!』は、正に“魂だだ漏れ”のオッサン二人が美し過ぎる映画でした。もう二人ともいい年して魂漏らし過ぎ! アンヴィルのリーダーのリップスなんか、ピュア過ぎてたまに話しながらトランシーな状態になっていて、ダニエル・ジョンストンに近い空気すら感じました。 久住昌之さんがブログで『This is it』とあわせて観る事をお勧めすると書かれていましたが、偶然にも同い年のマイケルとリップス。稀代の人物であり孤高のポップスターがちら見せする魂が輝く『This is it』に対し、50代にして青春真っ只中な"魂に足生やして歩いているような"オヤジそのものが光を放つ『アンヴィル!』。 どちらもきゅーっと胸をしめつけられる切なさが残りますが、暗くないのがいいです。結局笑顔に救われる。 渋温泉にあるお蕎麦屋さん「やり屋」のご夫婦が素敵で、僕たちみんなファンなのですが、特におかみさんが毎回名言を連発。 こないだの音泉温楽の打上げでお邪魔した際に“つらいことでも後で笑い話になると思うと、なんかにやけてきちゃうのよ~”なんて言ってたなあ。正に、僕らが今『アンヴィル!』を観て笑っている。 そして最後にリップスが話す言葉に共感し過ぎて涙が止まらなくなる。“何に満足し、何に妥協するか。大切なのは人との関係性で、誰とどこで何を経験したかだ”、要は共感です。 僕も最近つくづくそう思う。全ての行動は共感の希求に繋がっているのだなあと。 だったらまだまだ青春は続くわけだ。 帰ってきてビールを飲みながら、友人から借りていた『ライフ・アクアティック』のDVDをかけて、ビル・マーレイというオヤジに会う。こっちは魂がちびってる感じの愛しオヤジ。セウ・ジョルジのデヴィッド・ボウイの演奏も効果的で、後半のニクい演出にまたも涙を誘われました。 今はライ・クーダーの『The UFO has landed』を聴いている。様々なオヤジ達。もう一杯ビール飲んでから寝よう。▼ [追記] 付録:魂のときめきオヤジ名鑑(09.11.21付け) ☆ 魂だだ漏れオヤジ⇒アンヴィルのリップス ☆ 魂チラ見せオヤジ⇒MJ (オヤジとか言ってごめんなさい) ☆ 魂ちびりオヤジ⇒ビル・マーレイ ☆ 魂奏でオヤジ⇒ライ・クーダー それで今朝僕がときめいたオヤジはこの方! この方は何オヤジと呼べばよいのだろう??魂少年オヤジ???魂聖(セイント)オヤジ???? にしても、ディランがクリスマスアルバムとは、という感じですがこのビデオはとても楽しい。12/12の誰そ彼で(敢えて)かけてみたいと思うので、今からレコードを探しに行こう。... ▼ ざつだん Takuya Endo 2009-11-22T00:56:42+09:00 音泉温楽 Vol.1 終了!! http://www.quexpo.com/htdocs/mt/archives/000198.html *「音泉温楽 Vol.1終了しました! 心配だった天気も晴れ渡り、とにかく素晴らしい二日間になりました。サワサキさんの磁場に呼び寄せられた、お客さん、ご出演者たち、スタッフたち、そして渋温泉の皆さん、どちらを向いてもいい顔ばかりでとても楽しかったです。 12名編成となった誰そ彼チームと共に、目まぐるしく動き回っていましたが、合間を見つけては色々楽しみました。 まだ食べた事のなかった米龍さんのとうふラーメンを食べたり、金具屋さんの温泉も前回浸からせて頂いた浪漫風呂と双翼を成す素晴らしさの鎌倉風呂にも入れて頂き束の間の放電。 普段は入れない臨仙閣の温泉はお客さんのかけ湯のせいか、嵩が減ってましたが搬入疲れの足腰にじんわりときました。 地元アピール!との言い訳をしながら誰そ彼チームはこぞって志賀高原ビールを買い求め、遂に限定品も含めた全種類制覇を果たして大満足。 ライブ前に大湯上からオンエアされた、まぼろしの海賊FM局『たそがれFM』にも出演し、サワサキさんと「温泉にあう音楽について」トークしました。Robert Wyattの"Sea Song"と、High Llamasの"Sparkle Up"なんかをかけました。 一番心配だった、日曜の金具屋大広間へのお客さん達の入退場も杞憂に終わる程ののんびりムードが良かった。ライブをがつがつ見るわけではなく、ゆっくり温泉に浸かってから会場に来たり、途中で出て行っては街中を散歩したり。こういうイベントの楽しみ方ってもうみんなに浸透しているのだなあと感心しつつ、また今回来場のお客さん達の民度の高さを嬉しく思いました。 街の中に落ちていた大量のゴミをわざわざ受付まで届けてくれる人が居たり、ライブ中の「詰めてください!」の声にもすぐに反応してくれてドリンクやフードをもってぞろぞろと協力的。みなさん素敵でした。 そして、打上げは恒例のお蕎麦のやり屋さん。ここのご主人とおかみさんはなんて素敵な方なんだろう。今回も心にグッとくるエピソード満載でした。 前回のように街を色々歩き回れなかったのは残念な気もしますが、仕方がない事なのでまた旅行で行く事にします。 以下、イベントの模様を写真でご紹介。 (一部写真提供、シルバ・ダニエル君 from 誰そ彼チーム) ◆ 冬支度の渋温泉街 行きの車で凄かった豪雨もあがり、それほど寒くはありませんでした。 ◆ 初日のライブ会場、臨仙閣 10年前から営業していない旅館です。ここの地下広間で夜中までライブが繰り広げられました。 ◆ スタッフ達の寝床 そんな臨仙閣で寝ました。内装の戦国ムードに乗じて、兼次殿のふりをして女子部屋への侵入を試みるも失敗に終わる。 ◆ スタッフ達の基地 ここが総合受付の路地の駅。普段はサンドバッグが吊られている。 ◆ 臨仙閣のラウンジバー 臨仙閣の相当モダンな作りの地下ラウンジが、不思議なバーに変身。地ビールがぶがぶ。 奥ではDouble Famous DJチームの素敵な選曲が鳴っています。 ◆... ▼ たそがれ Takuya Endo 2009-11-17T22:31:30+09:00