October 17, 2009
チラシと世間話
*「いよいよ一ヵ月後に迫った『音泉温楽 Vol.1』のフライヤーが完成しました!!追加アーティストも発表になって盛り上がってきております。皆さん是非いらしてください~。
んで、この音泉温楽の下見旅行で長野へ出かけた際に久々にお会いした長野在住のmatchyさんと、誰そ彼スタッフ3名でご飯食べながら話したことがPodcastになりました。
『Qrtn-くるとん-』というタイトルの長野発のPodcastなのですが、ミソはiPhoneひとつで録音を行うという点。実際僕らも小布施の蔵部というお店で栗おこわを待っている所から録音がスタートしました。
このスタイルは凄く良くて、なにより無理がない。録る側も大層な装備はいらないし、話す側も構えずに単なる世間話。この、世間話を誰でも手軽に流せる事こそがPodcastの一番の優位性なのではないでしょうか。だから最初にmatchyさんがこのスタイルでPodcastを始めた時になるほどなあと感心しました。
僕も何でも始める時には風呂敷を広げ過ぎない事を心がけるようにしています。そうしないと続かないから。続けているとイイ事があるから。
10月11日に配信された「Qrtn 第5回 最終夜」にてmatchyさんも語っておられるのですが、この"世間話から物語が生まれるロジック"というのは、柳田先生もよくおっしゃっています。「遠藤、また柳田かよ」と思われるかもしれませんが、大好きなので懲りずに引用します
“今日ではたいてい他の者の知らぬ話、新聞で読んだり講演で聞いてきたり、または兵隊に行き遠方へ旅をして、その人ばかりが知っている話をいたします。珍しい客がよそから来た時なども、珍しいからなるだけそのお客に話をさせます。こういう話を世間話といいますが、世間というのは元は土地より外という意味でありました。”(『ことわざの話』より)
というわけで、正にこのシチュエーションで"異人"である僕らが、長野の世間となってべらべらと長々世間話させて頂いております。お時間ある方は聞いてみてください。週に二回くらいのペースで更新されるそうで、僕達が喋ってる分は全6回の予定です。
● 『Qrtn-くるとん-』 http://podcast.matchy.net/
ちなみに、ついでにご説明させて頂くと、柳田先生はこの世間話もやがて尽きるものとおっしゃっており、新しい話の欠乏を補うために昔話が語られ、更にその昔話のバリエーションを出す為に旅商人が手製を加えて持ちまわったので、各地に似たようでちょっと違う昔話や物語が伝播したのだというおハナシ。
もし、iPhoneの通信がどこでも早くなって、録音した内容をそのまますぐに簡単に編集できて、アップロードまでできちゃうアプリがあったとしたらちょっと面白いことになるかもと妄想。世界中の世間という世間から世間話がサーバにのっけられて、地域別とか年齢層別とかで検索できるポータルなんかができて、世間話聴き放題とか。
これはもう正にmatchyさんが言っていた、「ゴミデータの中から宝石を見つけ出す」っていう今の太い回線のインターネットの方向性の最たる形になりましょう。結局は音声版twitterなんだけど、独り言じゃないから何かが即時的に生まれ易いっていう。決して枯れぬ世間話の泉。もう妖怪湧き放題だ。
これだって、決してただの妄想とは言い切れない今の時代、柳田先生が見たら何とおっしゃるだろうか。▼
追伸:誰そ彼はあまり取材とか受けてこなかったのですが、なんとなく気まぐれでいくつか出てみました。何故か経済誌と短波放送(18ヶ国語国際放送だけど日本語はナシ・笑)
【雑誌】
・東洋経済 10/17号 P156~157 『第59回 アゴラ百景』
→大きい写真入りでカラー2P!だけど、記事は色々間違っています…。
・モノマガジン No.615 10/16号 P121 『仏教を身近に感じるイベントスペース』
→ちっちゃく紹介されてます。誰そ彼料理長の青江さんがでっかくフィーチャー!
【短波ラジオ】
・NHK国際放送「ラジオジャパンフォーカス」10/16 14:10~14:30 ※終了
☆ インターネットでは一週間後まで聴けます 【 英語 】 【 中国語 】
→The Rational Academyの演奏がちょっと流れます。お客さんへのインタビュー、
読経の音も、うわっ、僕の声。
まつけいや木原君へのインタビューも。後半、結構おもしろい。












