September 16, 2009

渋温泉下見旅行 二日目

渋の町並み

*「食い過ぎて重たい体を湯に沈める事から始まった日曜日。秋晴れの空の朝、露天風呂はとても気持ちが良いです。風は涼しくカラッとしていて、湯舟から出るとすぐに乾く感じ。

多喜本さんの朝食は湯豆腐がおいしかった。これも今シーズン初でしたが、昆布だしに豆腐と水菜。ポン酢の味がなんだか久しぶりの出会いに思えました。こうやって少しずつ落ち葉の季節に向かうんだなあ。…しかし結局またがつがつ食っているという。
朝から熱燗を2本頼んで「やっちゃった」なんてはしゃいでいる隣のお膳の旦那さんと、その奥さんのやり取りに温泉宿のハレの機能をみて、じわっと美しい空気に浸ります。放電。

仮眠をとって少し回復したら、早速朝ビール。地ビールの志賀高原ビールのウィート・エールをいただきました。柑橘系のフレーバーのはいったライトな飲み口で朝飲むにはぴったし。作っているのは、川向こうにある酒造玉村本店さん。志賀高原の大沼池の伝説の大蛇をあしらったラベルがかっこいい。

勢いづいて、渋の九つの外湯を巡ろうという事に。手ぬぐいを購入すると、スタンプラリーのようにはんこを押せて九つ揃えると神社に祈願ができます。

笹の湯

渋のお湯は結構熱い!お風呂によってはガンバルマンみたいなリアクションになる程の熱さもあり、「肩まで浸かったらクリアーね」、みたいな小学生ノリに。

高山村からテラス店長も再度合流し、九つの湯のクライマックスとも言える大湯へ。ここは鉄分を含んだ赤いお湯。渋温泉の楽しいところは、泉質が微妙にちがう事。異なる源泉のブレンド具合を変えたりしてて、それぞれお湯が違うので色々はいってみたくなります。
そしてお風呂の建物も、採光の仕方がとってもお洒落。

大湯

地元の方の話によると、大湯周辺の家では男の子ばかり産まれるとの事。くだって綿の湯周辺では女の子ばかりで、大湯より更に上の地域も女の子ばかりなのだそうです。(ちなみに、大湯も綿の湯も効能に「子宝」とあります。)「(大湯近くの)あそこんちに女の子は90年ぶりだ。」なんて言ってたくらいなので、本当に興味深いところです。

ちょうど渋温泉はお祭りだったので、子供みこしも出ていました。「ゲタの音いーね!」なんて喋りかけてくる子や、自販機の下の小銭を探す子達、お祭りの笛や鐘をがんばる子達など、東京ではあまり見られないような子供達の風景にいちいちグッときてしまう。

銭ゲバ

結局九つの湯全ては巡れず、また食に走ります。今度も聞いていた情報で、来々軒の豆腐ラーメン!ラーメンにマーボー豆腐がのっている代物なのですが、来々軒以外にも出している店があって渋ではちょっとした名物。かなり汗をかくがうまい!ビールとともに胃におさまってゆき、またも腹が膨れました。

来々軒

午後は流石に仕事をしなければと、三人で渋周辺を散策しました。会場までの導線確認や、金具屋さんへの入場方法の検証、最寄り湯田中駅からの距離感を実際に車で走ってみたり、今後の可能性を期待して近くのお寺「温泉寺」さんなども見学。

少し町外れを歩いていたら、屋根に猿も見かけました。すると、そこにコーフン気味のおじいさんがやってきて、僕らに猿とのバトル体験を語り出しました。結構なお年のようでしたが、猿に勝つために得物をわざわざ探して現場に戻ったとか、キックするアクションを見せて熱弁する様を見るに、相当お元気なおじいさんのようでよかったよかった。

夕方にはサワサキさんご一行も到着し、昨日お世話になったお蕎麦のやりやさんで渋温泉青年会の方々とミーティング。とても協力的な青年会の方々で、色々提案などもしてくださって、かなり実のある話ができました。
合間合間というか途中からそれがメインになっていたような気のする、渋温泉こぼれ話もたくさんあってかなり魅力的な内容でした。
渋の街には猿だけでなく鹿も歩いているだとか、渋源泉地下洞窟の掃除の話とか、御柱を始めとする信州の各種奇祭の話とか、金具屋さんにカオナシのきぐるみ(?)がある事や、実はゆるキャラを考えている、などなど。そんな話題の宝庫に頭を突っ込んでいると、時折サラウンドで聞こえてくるやりやご夫妻の話に耳を奪われます。
「あの二宮金次郎の像、いつの間にかいなくなったよねえ。」…って都市伝説!!

0時をまわってそこから更にお湯に入り、今晩はラーメンなどの無理はせずに床につきました。同行の温泉マニアの方のPCから流れる、温泉動画の音に「いい音」と反応したら「ドバドバです~」という返答があったのがこの日の最後の記憶となりました。(三日目に続く)▼

Posted by Takuya Endo at September 16, 2009 10:27 PM
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