August 05, 2009
Your Silent Face、オバQ
*「SHM-CDだとかHQCDだとか、新しい素材のCDが出てきたせいか、相変わらず再発ものが止まないという印象があります。
90年代以降の作品まで、デラックスエディションとかいってオマケをつけて売り出したりして、もう大体やりつくしたのでは?くらいの感じですね。90年代なんてつい最近のような気がするのに…。僕も、CDの素材が変わって紙ジャケでっせーくらいならわざわざ買い直したりしないのですが、これに"最新リマスタリング"なんてキーワードが加わると検討してしまいます。
誰そ彼PA担当のFLY_SOUND 福岡くんが言っていたのですが、特に80年代~90年代にかけてのCD登場時の頃は技術的に未成熟だったので、音が良くない(マスターの再現性が低い)し、音量のレベルも異様に低かったりして色々と不便だったりします。だから好きな作品ならば欲しくなるっていう。
先日リリースされた忌野清志郎追悼盤、『青山ロックン・ロール・ショー 2009.5.9 オリジナルサウンドトラック』は葬儀で流れていた楽曲をその曲順で二枚組に収録してあるのですが、全曲ZAKによるリマスタリングが施されています。これが、すごく聴き易くてかっこいいバランスとなっていて、立体的且つ鮮やか。デビューシングルの "宝くじは買わない" から遺作となった "Oh! RADIO" まで、70年代から2009年までが全て同じ空気感のまま通して聞けるのが嬉しいです。オリジナル盤のCDから寄せ集めただけでこうはいきません。当たり前ですが。
で、結局南極80~90年代のCDの再発もつい買ってしまって新譜が買えないという凄く長い言い訳じみた前置きだったのですが、今度はNew Orderです。
『Movewent』から『Technique』までの5作品がデラックスエディションとして再発されましたが、個人的に好きな『Power, Corruption & Lies (権力の美学)』と『Brotherhood』をHmv Orderしました。
2007年の初夏、伊東温泉に程近い宝専寺さんにて「お寺と温泉ライブ あじさいさい」を開催しました。客入れ時の選曲は誰そ彼スタッフ担当という事で、なんとなく温泉をイメージしたMIX CDを作成して行きました。まあ、とても美しい庭のあるお寺さんで、開場後どたばたしつつも会場に流れるXTCやMorrissey、David Byrneの名曲たちにうっとりしていると、既に楽屋入りされていたあがた森魚さんが会場に出てこられていて、「この曲はいいね。誰の曲?」と聞かれました。それがちょうど、New Orderの "Your Silent Face"。これは僕はNew Orderの中で一番好きな曲で、"温泉"をイメージして選曲する際に何故か最初に連想した曲だったので、とても嬉しかったおぼえがあります。
そしてその時のあがたさんのライブで演奏された "港のロキシー" も、海に近い会場にぴったりで凄く良かったなあ。そのせいか、"港のロキシー" も僕にとってはすっかり温泉イメージな一曲となっています。
ライブ終了後、誠に恐縮とは知りつつも自作MIX CDを進呈…「ちょうど今レコーディングしてるからなあ。」なんて言って受け取ってくださいました。久保田真琴さんと『タルホロジー』を録音されていた頃のハナシ。
再発としては漫画界において全集モノのビッグ・プロジェクト。F先生大全集の刊行が始まりましたが、僕はQちゃんをちゃんと読んでみたかったので、すかさず飛び付いてしまいました。
Qちゃんキュート過ぎる!バツグンのKY加減です。ちょっとウザめに押しているかと思えば、素晴らしいタイミングで気付いてコッソリ気をつかう。出たり消えたり正にオバケにしか為しえないトリックで笑わせたり泣かせたり。上手としか言いようが無い。たまに妙にアヴァンギャルドな構図や実験的なコマ割りがあったりして、実はそれは子供の目線で見易いような工夫や遊びなのかも?と思える部分もあったりで。とにかく楽しんで読んでます。
クーラーの効いた部屋でガリガリ君を食べつつ、New Order聴きつつ、オバQ読むのが最高過ぎる。イノセントにまみれて、オバQみたく透明になっていくようで、まるで夏休み。▼
Posted by Takuya Endo at August 5, 2009 10:54 PM










