June 02, 2009

Tasogare means "Who are you?"

*「誰そ彼 Vol.14終了しました。梅雨入り前、じとっとした空気のどんより空でしたが、沢山のお客さんにご来場頂きました。来てくれた皆さん、演奏してくださった皆さん、有難うございました。そしてスタッフの皆さん、お疲れ様です。

かなりの湿度と外は少し肌寒い温度だったのですが、今回の誰そ彼にはそれが凄く合っていたと思います。Audio Sutra Sound + Kenji Ikegamiさんの演奏は、ダビーなトラックと鍵盤そして尺八の音色という取り合わせがひんやりとした空気感を放っていて、正に今日の天気にうってつけ。池上さん曰く、尺八も湿度があるほうがよく鳴るとの事でした。たしかに何とも言えずよく響き、お寺に尺八というマッチングの良さを実体験できました。

Andrea Valviniさんはミニマルなサウンドを想像していたのですが全然違って、非常に豊かに変化するストーリー性に富んだエレクトリックミュージックでとても楽しめました。最後の曲は(Massive AttackのKarma Comaと同じネタ?)まるで異国のお祭りのようで、これもじめっとした空気がよく合う。本堂の中心で何やらメッセージを唱えながら大きな体を揺らすAndreaは紛れも無く誰そ彼の人でした。

ジュネーブでも畳に布団で寝ているAndreaですから、お寺の大きな和室での打ち上げもとても喜んでくれました。Andreaとのコミュニケーションは今回の誰そ彼の大きな楽しみの一つ。中でも、『tasogare』という言葉の意味を問われた時に、英語ならば"dusk"や"twilight"ではないかと言ったところ、フランス語圏のAndreaとしては"twilight"がわからなかったらしく、皆で英語で「tasogare」を説明する流れになったのが面白かった。その過程で「たそがれは瞬間の事だ」、「いんや、たそがれは段階的な変化を指すんだ」なんて、みんなの"たそがれ観"が飛び交いました。きっとどれも正しい。ようやくAndreaが解してくれて、なるほどフランス語の"Crepuscule"かと納得した時には3ヶ国語を通じた『tasogare』の共通理解が生まれ、なんとも言えぬ満足感。
(打ち上げ風景。杉生Pのtwitterより。右側にAndreaが!)

とは言え、僕はこういうつもりで誰そ彼を名付けたワケですから、やはりちゃんと『誰そ彼』の由来を説明しないと、と果敢にトライ。オレナリ英語且つややドランクだったのでちゃんと伝わったか不安が残りますが、僕が語ったストーリーをAndreaは気に入ってくれたようで掲題の合言葉にも膝を叩いてくれました。少しでも妖怪の雰囲気を感じてくれたかな。

銀杏岡八幡様

写真は誰そ彼のクライマックス、おみこしが鳥居をくぐるところ、というのは勿論僕が飛ばし過ぎたジョークです。誰そ彼翌日においしい食べ物を求めて両国~浅草橋間を歩いた時に出会ったおみこし。銀杏岡八幡様のお祭りでした。▼

Posted by Takuya Endo at June 2, 2009 01:28 AM
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