March 30, 2009
Be Kind Rewind さよならココナッツディスク池袋店2階

*「僕が前にバイトしていたココナッツディスク池袋店の2階が閉店してしまいました。昨晩はそのお別れパーティーという事で池袋店2階で飲みました。
1階がCD売り場で、2階はレコード売り場でした。棚から壁から段ボールまで、たくさんのレコードがぎっしり詰まっていたその場所は、わずかの荷物を残してすっきりとなっていました。在りし日はお客さん同士がすれ違うのも苦しかったような場所に、たくさんのスタッフ達(池袋店の歴史は25年!)が集まり、おとなりのマレーシア料理屋 "マレーチャン" の料理をつつきました。
閉店の理由は聞いていませんが、このご時勢ですから推して知るべしといったところでしょう。なんだか今ああいう場所がなくなってしまうというのは象徴的な事に感じます。とてもビターです。
古めの空調の体に悪そうな風にあたりながら、暑い日も寒い日もレコードを拭いたものです。レコードやジャケットについたカビの匂い、それを拭きとるためのエタノールの匂いを思い出します。普段は買わないようなレコードを色々店内で流してみて、結局気に入った民族音楽や落語のレコードを買って帰ったり。買ったら家では聴かなかったり。
元スタッフの方々のその後も様々で、新品の12インチ屋さんを始めた方、全然違う仕事についてる方、お子さんを連れてきている方、時間は流れています。
数人の懐かしい人に一気に再会するのってなんだか夢っぽくて、日曜の夜、池袋西口の人通りも少ない暗闇に浮かぶ2階の窓明りを思い出すと、それがまるでまぼろしのようで「2階ってあったんだっけ?」みたいな不思議な気持ちになりました。
池袋北口にあった良心的な現像屋さんが閉店したという話も耳にしました。お店が閉まるのなんて当たり前の事ですが、このタイミングで似たようなお店の閉店が続くと「うわぁ」って苦い顔になってしまいます。
…おっと、ココナッツディスク池袋店は別に閉店するワケではありませんね。まだ1階があります。今度は1階が内装リニューアルでオープンします。レコードも1階で売ります。やはり、「でもやるんだよ」という事ですね。僕は陰乍ら応援します。本当にいいお店ですので、皆さんも是非買いに行ってください。▼












