December 31, 2007

2007年の10曲

Amazon.co.jpで購入 渋谷毅 / Skating In Central Park
Amazon.co.jpで購入 forro in the dark feat. David Byrne / Asa Branca
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*「2007年、印象に残った10曲

・渋谷毅 / Skating In Central Park
2007年の買い納めCDは渋谷毅さんの『solo famous composer』でした。今年は2月、3月10月と、3回渋谷毅さんのライブを見たのですが、特に良かったのが西荻窪アケタの店での深夜のソロ演奏。そして、その日とそんなに変わらない自然な佇まいの演奏が、このCDにも録音されていました。思わず、先生!と呼びかけてしまいたくなる雰囲気をお持ちで、その期待にそぐわぬ演奏や言葉や態度に、幾度ともなくドキドキしたものです。2008年もまたアケタの店に聴きに行こう。

・forro in the dark feat. David Byrne / Asa Branca
これは2006年の曲ですが、今年本当によく聴きました。ブラジル北東部のダンス音楽、フォホーを演奏するNYのグループ forro in the dark がデヴィッド・バーンをゲストに迎えてブラジル・スタンダード『Asa Branca』を取り上げています。あがた森魚さんも、次に紹介する最新作で同曲を日本語カヴァーされており、[ 2004年の10枚 ]にてなんとなく2者の作品を並べたくなった僕としてはにんまり。両者ともにブラジルの人でないのに、何故か"サウダージ"という言葉が自然と馴染む素晴らしい歌唱です。

・あがた森魚 / 骨
2007年前半の主な活動はサワサキヨシヒロさんのご尽力の下に行なった伊東 宝専寺でのライブイベント『お寺と温泉ライブ Vol.1 あじさいさい』でした。そして夏から秋にかけては誰そ彼初の2Days、『誰そ彼は誰 ~tasogare 2days special~』の開催の為に動きまわっておりました。前者にて、伊東の港を背に感動的な演奏をしてくださったあがた森魚さんの最新作に収められた曲ですが、作詞はなんと後者で初日のトリを飾って頂いた久住昌之さん。お二人と誰そ彼の関わりの発生は全く別の機会であり、またもご縁の不思議さを思いつつこの曲を聴いていました。

・Robert Wyatt / Hasta Siempre Comandante
待ちに待ったロバート・ワイアットの新譜が出ました。これが今までで一番かも!と思える程の名盤で大感激。3部構成に分かれていてそれぞれ趣きが違い、そのおかげでワイアットの魅力のほとんどが網羅されているような気がします。特に3部のラストにスペイン語で歌われる、キューバ人の作曲家によるゲバラ賛歌『司令官よ、いつまでも!』のアレンジが白眉。3部のテーマは"Away With The Fairies -妖精と共にお出かけ"とあり、ワイアットはイタリア語とスペイン語を使い、外国人に化けてしまいます。"外国"といってもイタリアでもスペインでもキューバでもない、正に妖精と共にあるような誰も知らない異国の音楽のようでとても気に入っています。

・Tracey Thorn / By Piccadilly Station I Sat Down And Wept
25年ぶりという、トレーシー・ソーンのソロ・アルバムより。EBTGも随分音沙汰がなく本作でもベン・ワットとの曲がないのは寂しいところですが、そこは夫婦であるせいかベン・ワットの昨今のDJ活動を思わせる曲が多かったです。中でもこの曲は80年代のEBTGにあったような、夜の街のあたたかさを携えており一人歩きながら聴くのにいいです。ついこないだ動物園の休憩所でラーメンを食べている時に何故かトレーシー・ソーンの歌が流れ、それが意外にシチュエーションにマッチしていたのもなんだかすごいと思いました。

・The High Llamas / Winter's Day
僕が高校生の頃から、ずっとマイペースにいい曲を出している人達だナアと思っていましたが、最近は更に洗練されてきておりますます好きになりました。ストリングスやコーラスのアレンジが美し過ぎるのは今も尚な上に、ちょっとモータウンっぽさも出てきたりしていてたまりません。ヴァン・ダイク・パークスというより、やはりフィル・スペクターなんだな、なんて思ったりして。この曲も、タイトルの通り冬のキリッとした寒さが感ぜられ、今の時季にぴったりの名曲です。

・Prince / Mr.Goodnight
相変わらずの完璧な演奏と録音。しっとりとした趣きのトラックと女性コーラスに馴染む殿下の落ち着き払ったラップ風ボーカルに痺れました。

・ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス / Flying Saucer Break Down
7月末に日比谷野音で行なわれた細野晴臣還暦記念ライブイベントで、最後に登場したクールなカントリーバンドが演奏していました。2007年も細野さんの歌を聴く事が一番多く、特にうたもののアルバムが出たのはとても嬉しいです。カヴァー曲ばかりでなく、新しい曲もどんどん出るといいなあ。余談ですが、同曲の歌詞から早速タイトル引用させて頂いたキャンプイベント『よい子になりますキャンプ』の記念すべき第一回目がとても楽しかったので、2008年もまたやろうっと。

・Aki Takase / The Sphinx
高瀬アキさんのライブも、来日ツアー中3回も見ました。そのうち2回は多和田葉子さんとのデュオ、1回は"ピアノ舞踏会"という8人のピアニスト達によるイベントでした。特に念願であった多和田葉子さんとのデュオが見られて嬉しかったです。このソロアルバムでは、オリジナル曲の他にセロニアス・モンク、カーラ・ブレイ、エリック・ドルフィーなどの曲も取り上げていてそれぞれが素晴らしいのですが、オーネット・コールマンのこの曲はキャッチーなテーマを導入に、静と動の入り乱れる高瀬さんの魅力爆発といった感じの演奏でかっこいいです。

・Van Dyke Parks / Four Milles Brothers (Live at 日比谷野音)
前述の細野晴臣還暦記念ライブに登場した"まさか!?"の地球の仲間、ヴァン・ダイク・パークス。レコード屋で働いていた頃によく聴いていた曲ですが、生歌が聴けるなんて"まさか!?"夢にも思わなかった!今年一番嬉しかった音楽的サプライズでした。ありがとう、空飛ぶ円盤。イベントのラストに出演者総出で演奏された『さよならアメリカ、さよならニッポン』も、なんだかとても象徴的でその光景を思い出すだけで目頭が熱くなります。細野さんはこの曲でパークス師匠からマルチトラックレコーデンングを習ったというんだから…。


2008年は暖かくなったら誰そ彼をやる予定です。他にも、誰そ彼周辺で新しい事を少しずつ始められたらなんて話しています。告知やご報告などは、当ブログでも行なっていきますので今後ともご支援の程よろしくお願い致します。▼

::過去の関連エントリー::
2007年1月 - 2006年の10曲
2005年2月 - 2004年の10枚

Posted by Takuya Endo at December 31, 2007 02:46 PM
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