November 01, 2006
名前をつけてやる
*「名前を考えるのは楽しい…。昔から、文字の入力余地が無駄に多いゲームが好きでした。真女神転生シリーズは冒頭のチュートリアルの中で何人ものキャラクターに名前を付けねばならないし、ひっさつわざの名前を決められるMOTHERとか、METAL MAXは所有する戦車それぞれに名前をつける事ができました。ゲームの中でのなまえは感情移入に大きく関わるので、そういうゲームは長く遊んだ記憶があります。…時は流れ、つかまえたポケモン一匹一匹に名前を考えるのには多少の面倒さを感じるようになったものの、それ以外の場面で名前を考える時はやはりわくわくします。
名前が後のその"なにか"の行く末を決定することがあります。僕の付けた名前では『誰そ彼』がそうです。"お寺の音楽会"という抽象的なイメージに対し、『誰そ彼』という名前が具体的なコンセプトを生み出し(後付け)ました。僕の大好きな妖怪も名前が本質であったりします。(というか名前しか無いやつがたくさん居ます)
現在も、名付けから興すという案件がひとつあり、前述のRPGのオープニングのようなワクワク感を味わっているところです。
最近、書店で暇つぶしに眺めた新書の本棚で目に付いたのは「名付けのテクニック」系の本です。それも子供の名付けではなく商品やサービスの名称を対象にしたものです。今まで読んだ事なかったと思いパラパラめくってみましたが、新書にありがちな浅く広くの割高感を感じて棚に戻しました。しかし、それらの本の中にブルボン小林さんの名付け本『グッとくる題名』を見つけ思わず購入してしまいました。ブルボン小林さんはコラムニストですが、『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』という"ゲームしない人でもたのしめるゲーム本"等を出されていて、ゲーム界隈のオサレで読み易い文章は大抵この方。
僕の"思わず購入"はかなりの即断でした、ブルボン小林さんを知っていたというのもありますが、目次を見た時点で笑ってしまったのです。寧ろ目次だけ見て購入。
目次抜粋)
4.題名自体が物語である 「脳手術の失敗」 「お勢登場」
7.古めかしい言い方で 「ツァラトストラはかく語りき」 「されど狐にあらず」
13.いいかけでやめてみる 「光ってみえるもの、あれは」 「飼い犬が手を噛むので」
実用書というよりはブルボン小林さんの名前に対する洞察眼や価値観を楽しむコラム本ですが、わりと一般的ではなさそうな類型でまとめられていてその視点が僕にとっては身近だったりするので、読むとスッキリします。スッキリした頭で考えると良い名前が浮かびそうです。そういう意味では実用的。
追伸:今週末は「MARASICAリリース記念ライブ in 誰そ彼」があります。3連休のなかびですが光明寺に是非いらしてください~▼
Posted by Takuya Endo at November 1, 2006 01:28 AM











