October 16, 2003
Five Deez "Kinkynasti"

*「ベルリンに拠点を移したファット・ジョン率いるファイヴ・ディーズの
待望のセカンドアルバム。Scape~のPoleとの共作を経て
今年のフジ・ロックで来日もしたファット・ジョンが用意したネクストステージは
前作より一層ハウス方面に拓けていました。
相変わらずの極上ビーツは曲によっては四つ打ちに変化し、
上モノもシルキーで滑らかです。
女性ボーカルとして以前競演経験もあるVenus Maloneを多用している点も
’ハウスっぽさ’に拍車をかけています。Stones Throwから最近デビューした
Dudlley Perkinsをフィーチャーし、ファット・ジョンがピアノを弾き
奥で盟友J・ロウルズが歌っている贅沢なトラックもうれしいところ(凄く短いケド)
前作を多様性という点に重きを置いたファーストらしいファーストとするなら
今作はある程度的を絞り、彼ら自身としても時代としても’今’を捉えた
まとまりのある芯の太い作品だといえます。
妄想し過ぎと言われるかもしれませんが
Black×Whiteのハイブリッド・ダンス・ミュージックを
創造しているという点で90年代初頭のWild Bunch~Massive Attackに
似た雰囲気を感じてしまいます。
Massiveがレゲエのバックボーンを多く抱えているのに対し
Five Deezはジャズシフト、ヒップホップというフォームをお互い採りつつ
セカンドでabstractへ行ったMassiveと
セカンドでHouseへシフトしたFive Deez。
土地柄と時代の差があって、この結果。面白いなあ。▼
*Link = Five Deez.com
Posted by Takuya Endo at October 16, 2003 11:51 AMComments











